会社概要 2011

重点施策

ファイナンス関連事業 ~収益源の多様化~

長期固定金利住宅ローン「フラット35」

「フラット35」は、カード会員向け優待やクレジットカード事業で培った信頼感・安心感が評価され、政府の経済対策による1%の金利優遇策の効果もあって、実行件数・取扱高が伸張し、2011年3月期の実行件数は前期比3.5倍の1,957件、取扱高は約4倍の553億円となりました。2012年3月期は、提携先との関係強化と代理店方式を新たに加え、3,500件の実行を目指していきます。

信用保証

個人向け証書貸付型フリーローンの保証業務を中心に提携金融機関と密接に連携し、良質な案件の獲得に注力しています。現在、地方銀行や信用金庫などの地域金融機関が積極的に取り組んでいる「個人事業主」向けの無担保ローンについても、これまで培った審査ノウハウと金融機関との関係を活用し、事業性に対応した無担保ローンの保証も推進していきます。

新たな展開・今後の取り組み

セブン&アイグループ

(株)セブン・フィナンシャルサービスおよび(株)そごう・西武との包括提携契約に基づき、2011年4月1日に「ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン」の事業を、新設した合弁会社(株)セブンCSカードサービスに分割譲渡しました。これにより、セブン&アイグループにおけるさまざまな魅力あるサービスをお客さまに提供できるようになりました。

両社で設立した合弁会社は、(株)セブン・カードサービスと連携し、クレジットカードを軸に、電子マネー、共通ポイントサービスを複合的に提供していきます。これにより、セブン&アイグループの顧客マーケティングの一翼を担うことを志向し、セブン・カードサービスと合わせ会員数1,000万人超、取扱高2兆円超を目指します。

2011年7月からは全国の「セブン-イレブン」「イトーヨーカドー」でのカード利用により、永久不滅ポイントに加えて「nanacoポイント」を付与するサービス(登録制)を新たに開始するなど、カード会員の皆さまへのサービスの充実を図っています。

セブン&アイグループとの提携戦略

セブン&アイグループとの提携戦略

新たな決済手段

プリペイドカード

当社はキャッシュレス決済市場におけるNo.1カンパニーを目指し、これまでのクレジットカード・各種ファイナンスサービスに加え、プリペイドサービスや送金サービスをも備えた「総合決済ソリューション企業」として、各種サービスを推進しています。

2010年8月にビザ・ワールドワイド社と共同で、日本初となるビザ・プロセシング・サービスを利用したプリペイドカード、「ユニクロオンラインギフトカード」の発行を開始しました。また、2011年5月には国内のクレジットカード会社で初めて「資金移動業者」に登録し、同年8月より旅行・出張・留学などの海外渡航者向け海外専用のプリペイドカード「NEO MONEY(ネオ・マネー)」の発行を開始しました。

中国銀聯と提携

2011年8月に中国銀聯と提携し、銀聯カードの加盟店募集を開始しました。中国銀聯の決済総額は全世界で約139兆円と、国際ブランドとしての位置付けは急速に高まっています。その中で、当社は(株)みずほ銀行やユーシーカード(株)と組み、3年後をめどに5万店の獲得を目指して日本国内の加盟店を開拓し、手数料収入拡大につなげていきます。

また、カード発行に関しては、まず2012年3月期中に、日本人旅行者向けに中国を中心とする海外の銀聯加盟店で使えるプリペイドカードを発行します。さらに、将来的には銀聯ブランドのクレジットカードの発行も検討しています。

株主への利益還元

当社は、長期的に安定した利益還元を継続することを基本方針としています。各種規制法規により収益への多大な影響を受け、厳しい経営環境にありますが、一方で事業構造改革による効率化を進めることで一定の利益水準を確保するとともに、今後の業績回復への基盤づくりに注力しており、2011年3月期の1株当たりの年間配当を30円と据え置きました。また、2012年3月期も30円の年間配当を予定しています。

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